目次
処分方法は自治体によって異なる

業者に引き取ってもらう

剪定後の枝や木くずは、粉砕してチップ化することで、リサイクル原料として使うことができます。たとえば、公園や遊歩道などに敷き詰めて、転んでも痛くないクッション性のある道を作ったり、自然素材のマルチング材として使ったりすることができます。枝から作るマルチング材には、雑草が生えてくるのを防止したり、土を乾燥から守ったり、枝に含まれている栄養で草木を育てたりする効果が期待できます。
このように、さまざまな活用方法があるので、剪定後の枝や木くずを引き受けてくれる業者に引き取ってもらうのもおすすめです。
剪定後の枝や木くずはチップにすることで、さまざまな使い方ができるようになりますが、チップにするには専用の粉砕機が必要です。自治体によっては、専用の粉砕機の貸し出しを行っているところもあります。粉砕機を借りて自分でチップ化すれば、自分で使用することもできますし、インターネットを利用して販売することもできます。また、堆肥としても使えるので、自治体を通して地域住民に配布することもできます。
自治体や組合によっては粉砕機を無料で貸し出しているところもあるので、業者に引き取ってもらったり、ごみとして処分してもらうよりも費用を抑えられるかもしれません。
剪定後の枝や木くずを処分するときの注意点
処分するときの注意点としてはまず、自治体のルールにきちんと則って処分をすることです。ルールに則って出さないと、近隣トラブルの原因になることもありますし、処分してもらえないまま放置されることもあるからです。なので、必ず自治体のルールを確認してから処分しましょう。
また、剪定後の枝や木くずは濡れないように注意してください。濡れてしまうと重くなってしまい処分がしにくくなったり、可燃ごみとして出しても燃えにくくなってしまうことがあります。もし、濡れたまま放置してしまうと、腐敗やカビ、害虫の発生などの原因にもなってしまうので、処分するまで絶対に濡れないように保管しましょう。
ほかにも、枝の先端や尖っている部分などで怪我をしたり、付着していた害虫に触れてしまい、かぶれやかゆみを引き起こしてしまったりしないよう、作業時も注意が必要です。
■まとめ

剪定のお役立ち情報
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