庭木を植えると庭が賑やかになるだけでなく、通りから家の中が丸見えにならないように目隠しの役割を果たしてくれたり、雨風から家を守ってくれたりと、さまざまなメリットがあります。とはいえ、庭木はお手入れが大変だと思っている人もいるのではないでしょうか。庭木のなかには、お手入れが少なくて済む種類もあるのです。この記事では、初心者でも育てやすく人気のある樹種について紹介します。

お手入れが少なくて済む庭木の特徴とは?

庭木は植えっぱなしで育つわけではなく、ある程度は剪定や世話をすることが必要です。しかし、庭木に適した樹種の中には、お手入れが少なくて済むものがあります。まず、選び方として、ゆっくり成長するタイプの庭木を選ぶというのが選択肢の一つにあります。早く成長するタイプの庭木だと、あっという間に葉が生い茂ってしまい、日当たりが悪くなる可能性があります。また、まめにお手入れをしないと、公道やお隣の家の敷地にはみ出したりして近隣住民に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

さらに、秋になると葉が落ちる落葉樹の場合、葉が紅葉することにより美しい景観を見せてくれるメリットはありますが、落ち葉の掃除をこまめに行うことが必要です。なので、お手入れが少なくて済む庭木を植えたいなら、常緑樹を選ぶとよいでしょう。常緑樹とは、年間を通して緑色の葉をつけているように見える木です。実際にはずっと同じ葉が生えている訳ではなく、1年~3年の周期でゆっくりと新しい葉に生え変わっています。常緑樹は、葉を付けるだけのもの、実がなるもの、花を咲かせるものなど種類も豊富です。

庭木に適した常緑樹の特徴

常緑樹は生命力の強い樹種が多く、冬でもゆっくり成長を続ける木も少なくありません。木は、種類によって生育に適した環境がありますが、常緑樹には乾燥に強いものや寒冷地で育つものなどもあります。そのため、初めて庭木を育てる人が苗木から植えたとしても枯らすことなく育てやすいです。また、病害虫に強いものを選べば、害虫駆除の手間も減らすことが可能です。果樹の場合、収穫ができるのも大きな魅力の一つです。

常緑樹には、見た目がユニークなもの、葉の色が同系の緑色だけではなくいろいろな色が混ざった葉をつけるもの、果実が生るものなど、さまざまなタイプがあります。庭木を植える目的は、通りから目隠しをしたい、果実を楽しみたい、シンボルツリーとしての役割を果たすものを選びたいなど、人によってさまざまです。常緑樹なら、豊富な種類の中から自分の好みや目的に合う木を見つけることができるでしょう。

お手入れが簡単で人気の庭木4選

常緑樹のなかでも庭木として人気が高いのは、シマトネリコです。シマトネリコは、和風のお庭にも洋風のお庭にも合います。病害虫にも強いのが特徴で、放っておいても大きく育ってくれる木です。成長は早いですが、枯れにくく、幹も太くなりにくいため、見た目がスタイリッシュなのも人気のポイントとなります。剪定は、3月~10月頃、新しい枝が増えてきたときに行うとよいです。日当たりの良い場所に植えるとよく成長し、目隠しを目的として植える人もいます。

比較的ゆっくりとしたスピードで成長するハイノキも、育てやすい樹種として人気です。春になると、小さな白い花を咲かせます。常緑樹のなかでも特に成長がゆっくりとしているため、枝を切り落としたり切りそろえたりする手間はほとんどかかりません。ただし、根の位置が浅く、乾燥にはあまり強くないため、夏場には水やりが必要です。半日陰の環境に植えると、よく育ちます。

成長がゆっくりとしているためほとんど手入れが要らず、木の形もきれいであることから人気なのがヤマボウシです。植えるだけ家の外観や庭の雰囲気を華やかにしてくれます。庭に植えるタイミングは12月~3月がおすすめです。手入れは12月~1月に行いましょう。花を付ける木ですので、つぼみのある枝を切り落とさないように注意したいです。剪定時には、枯れた枝や密集している部分の枝を落としましょう。ヤマボウシは花が咲いた後、赤い実をつけます。これは食べられる実で、完熟すると甘く、食感も良いのが特徴です。

長寿、勇気、力という花言葉のあるシラカシは、日本では昔から庭木として育てられてきました。海岸沿いでは風除けに、住宅地では火事から家を守る役割を果たしてきた木です。春には小さく黄色い花をつけ、秋になると、どんぐりが生る木としても知られています。病害虫に強く、どんな環境でも育てやすいのが特徴です。庭木としても、生垣としても楽しむことができます。ただし、成長が早いため、生垣として植える場合はこまめに手入れすることが必要です。必要な高さ以上の部分は思い切って剪定しても構いません。

■まとめ

庭木を植えたいけれどお手入れに自信がない初心者の方には、常緑樹がオススメです。しかし、いくらお手入れが楽だといっても、全く何もしなくてよいわけではありません。適度な水やりと、最低限の剪定をする必要はあります。全く何もせずに放置していると、実がならなかったり、花が咲かなかったりすることもあります。剪定の時期や方法がよくわからない場合は、専門業者に依頼するとよいでしょう。

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