庭木の剪定は定期的に行わなければなりません。手入れを怠っていると、樹木が枯れてしまったり、花がうまく育たなかったりします。ただ、剪定はとても奥深い作業です。中には、間違ったやり方をして予期せぬトラブルに見舞われてしまうこともあります。そのようなことがないよう、しっかり準備をして剪定作業に臨まなければなりません。ここでは、剪定で起こりがちなトラブルと、その回避方法について紹介します。

安全を確保しよう!作業効率も上がる

安全確保

樹木の剪定に入る前に、まず安全を確認することが大切です。剪定作業中は足場が不安定になります。作業中に足を踏み外せば、転落事故を起こしかねません。作業前に足場の固定をきちんと行い、踏み外すことがないよう確認してから作業を始めてください。とりわけ風が強い日は転落事故が起こりやすいです。剪定作業は天候が穏やかな日にするものですから、強風や荒天で作業が難しいときは、無理をして作業を強行しないように注意してください。

また、足場の確保と共に、自分の足元にも十分に注意を払っておく必要があります。ホースやコードは八の字巻きにして、足に引っかけないように配慮しておきましょう。高木の剪定には特に気をつけなければなりません。

ポプラやカイドウ、杉の木は背が高くなりやすい樹木です。こうした高木の剪定作業をする際は、特に転落事故を起こさないよう足元に気をつけておいてください。高木の剪定での転落事故を防ぐためには、足場の確保だけでなく安全帯の活用も有効です。着用して作業をすれば、万が一の転落事故を回避することができます。安全帯は樹木との距離を一定に保つことができる道具です。装着することで作業効率を高めることができるので、高木の剪定作業の必須アイテムとして重宝します。ただ、正しく使わなければ万が一の備えになりません。安全帯を使う際は、説明書などを良く読み、使い方をしっかり把握したうえで着用するようにしましょう。

腱鞘炎やアレルギーにも気をつけよう

剪定作業を行う際は、腱鞘炎や有毒アレルギーにも気をつけなければなりません。樹木の剪定には繊細な作業が要求されます。そのため、選定作業を完了するまでに長い時間を要することが多い傾向です。ただ、作業が長時間に及ぶ場合、腱鞘炎を起こしてしまう恐れがあります。腱鞘炎は、長い時間にわたって関節に負担をかけることで起きてしまう症状です。強い腫れや痛みを伴うため、発症すると日常生活にも支障が出てしまいます。剪定作業を行う際は、適度に休憩を取ったり、日を改めて剪定したりなど、腱鞘炎を回避するための対策を取ることが大切です。

道具を変えるだけでも関節にかかる負担を軽減できますから、異なる樹木をこまめに手入れするなど作業にメリハリをつけるようにしましょう。もし、腱鞘炎の症状が出てしまったら、無理せず作業を途中で引きあげてください。間違った処方をしてしまうと症状が悪化してしまうこともあるので、自己診断せずにすぐ病院を受診することをおすすめします。一方、樹木には毒性を持つ種類も少なくありません。間違って有毒植物の剪定をしてしまうと、アレルギーを引き起こしてしまう危険性があります。

ヌルデ、キョウチクトウ、アセビなどの植物は毒性の高い種類です。知らずに剪定作業をするのは危険ですから、剪定する前に樹木の知識をしっかり身につけておいてください。毒性の強い植物については、自分で剪定せず専門の業者に任せた方が安心でしょう。

作業後の手入れも忘れずに!剪定は準備と事後処理が大事

樹木の剪定は、余分な枝を切り落として、樹木の生長を促すことが目的です。しかし、間違った剪定をしてしまうと、かえって樹木の生長を阻害してしまうことがあります。特に剪定は枝を切り落とした後の事後処理が大切です。切り口の処理をしっかりしないと、そこから腐敗や老朽が始まって、樹木が枯れてしまう場合もあります。切り口の事後処理をきちんと行うことで、樹木の形を美しく保ちながら、害虫や微生物から樹木の腐敗を守る環境を構築することができるのです。

枝の切り落としが終わったら、切り口に癒合剤を塗布しておきましょう。こうすることで、風や雨水から切り口を保護することができます。樹木用の癒合剤にはさまざまな種類があり、樹木の種類や剪定の目的によって使い方も変わってきます。また、癒合剤は枝を切り落とした直後に塗る必要があるため、いつでも塗布できるように道具を近くに用意しておくと良いでしょう。それから、癒合剤だけでなく、剪定にはさまざまな道具を使い分けなければなりません。

安全面を配慮して三脚や防塵ゴーグルを用意したり、さまざまな枝の形状に対応できるよう複数のハサミやのこぎりを準備しておくことも大切です。こうした準備をしっかりしておかないと、枝を切りすぎて樹木の状態が悪くなったり、切り落とした枝が通行人に落ちてケガをさせてしまったりなど、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。剪定は作業そのものだけでなく、作業前の準備と作業後の手入れも大事ですから、忘れないように対策を取っておきましょう。

■まとめ

まとめ

正しく剪定するためには、高度な技術と知識が要求されます。剪定は自分でも行うことができますが、間違ったやり方をすればさまざまなトラブルを招いてしまいます。そのため、専門家の知識と技術を頼るということもひとつの手です。

自分で剪定を行う際も、まずは業者に依頼して剪定の手本を見せてもらい、自宅の樹木の特徴や注意点を教えてもらいましょう。そうすることで、より安全かつ確実に自分でも剪定できるようになります。

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