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草刈りで使用する道具

草刈りで使用する道具は、大きく分けると3つあります。小規模や壊れやすいものが近くにある状況で使う手動式のタイプです。刈り込みバサミなどを使うことで破損の危険性がありません。例えば、電動式の刈り払い機を使用してナイロン製の糸を使うことで、安全に作業することもできます。汎用性の高さから一般的に用いられるのは、エンジン式の刈り払い機でしょう。ある程度の騒音が発生するので、住宅密集地や作業の時間帯を選びます。かなり高くなった草でも効率的に作業できるので、草刈りには欠かせない道具といえるでしょう。
刈り払い機では追いつかない土手やグラウンドの場合は、走行可能な場所であれば乗用タイプの刈り払い機を使います。作業効率の面では、肩掛け式の刈り払い機に比べて10倍以上の処理速度も不可能ではありません。草刈り作業では他にも刈り取った草を集める道具が必要です。レーキとも呼ばれる金属製の熊手を使ってかき集め、最終的にはゴミ袋に詰めて処分することがおすすめといえます。注意したいポイントは、作業手順の中で草を集める作業時間に差が出てしまうことです。
刈りっぱなしでは簡単な作業も、集める作業は想像以上に時間がかかります。そこで、一般的には、熊手などでかき集めたあとに竹ぼうきなどを使い取り除くことができる範囲を目安にすることが多い傾向です。仕上げ方によってはブロアーと呼ばれる送風機を使い、風の力で細かな草木を集めることもあります。
業者に依頼するとどのような手順で進めるのか
作業の進め方にはいくつか方法がありますが、一般的には作業範囲の確認から始まります。依頼業から確認するのは、作業面積の広さと細かな場所の有無、雑草の状態や最終的な仕上げのクオリティーなどでしょう。繁忙期であれば、依頼が立て込んでいることも多く、作業員の人数が限られてしまいます。作業員が複数であれば、さまざまな作業が同時に進行していくのでトータルの作業時間は短縮されるでしょう。作業内容だけでなく、配属された人数でも作業時間は差が生じます。
また、刈り払い機では作業が難しい場所については、作業員が鎌などを用いて進めましょう。「建物のきわ」「砂利混じりの場所」「花壇の周辺」など、刈り払い機での処理は適していません。依頼された庭の作業方針が決定すると、作業に取りかかる前に移動させられる植木鉢やバケツなどの小物を庭先から別の場所に運び出します。この作業も業者に依頼することが可能ですが、事前に済ませておけば作業時間は短縮されるでしょう。また、芝などが植えられている場所も、場合によっては時間がかかります。
なぜなら、芝の合間に雑草が生えてしまうと機械での狩り込みは難しく、多くが手仕事になるからです。特に覚えておきたいのは、一般的な草刈り作業と根っこまで取り除く草むしり作業では、作業単価に違いを設けている業者も少なくないことです。見積もりは面積単位で行われていることが多く、刈り払い機での作業と手作業では効率に大きな差が生じます。その意味でも、各作業内容を事前に確認しておくことが大切でしょう。
草むしり作業を依頼したときの目安
草むしり作業を依頼するのは、一般的に春から夏、秋口までが多い傾向です。この時期は依頼も集中するので、草刈り専門業者の予約もなかなか取れません。場合によっては、便利屋やシルバー人材などを活用するのもポイントでしょう。料金体系が異なることもありますが、幅広く対応してくれるので作業内容によっては融通がきくかもしれません。エンジン式の刈り払い機は、それなりに騒音があります。住宅地であれば、早朝や夕方以降の作業は避けた方がいいでしょう。刈り払い機だけの作業なら、1時間で30坪前後は難しくありません。
しかし、壊れやすいものや傷つきやすいものやあると、機械での作業は困難です。手作業や手動式のハサミなどを使い、根っこごと草ぬきするのであれば、1坪あたり1時間程度かかることも珍しくありません。この辺りの作業時間は、状況や作業人数で大きく変化します。また、刈り取りあとの草を集める作業も意外に時間がかかります。簡単な目安としては、刈り払い機の作業時間と同じだけ必要です。30坪程度の庭を作業する場合、刈り払い機をメインに伸びた雑草を刈り込む作業で3時間が目安になります。
一部を手作業する場合なら5時間です。伸びた雑草を刈り込み、手作業や周辺の掃除まで含めると半日から1日作業となります。もっとも、この目安は作業者1人のケースなので、複数の作業者がいれば、半分の時間で仕上げることも可能でしょう。
■まとめ

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