秋は落ち葉や枯れ葉が多くなるため、お庭の手入れをまめに行う必要があるタイミングです。しかし、自分でお庭の手入れをしようとすると時間も体力も必要です。とはいえ、たまった落ち葉を放置しておくわけにもいきません。この記事では、秋に行うお庭の手入れについて解説していきます。

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落ち葉は家に多くのデメリットをもたらしてしまう

秋になると、ある程度の落ち葉や枯れ葉は風流に見えるものです。特に、庭木がある家では落ち葉が舞う風情を楽しむことができるでしょう。しかし、見た目には美しい落ち葉も放置しておくとさまざまなデメリットが発生します。こまめに手入れを行い、落ち葉を掃除する必要があります。

落ち葉を放置したがる人は「落ち葉があると庭木の紅葉が鮮やかになる」と主張しがちです。落ち葉に含まれるカロチンという成分を庭木が吸収し、葉を色濃くするという伝聞があるためです。しかしながら、落ち葉にカロチンはほとんど含まれていません。放置することで庭木自体の養分になる可能性はありますが、そのためにはかなり長期間にわたり、落ち葉を放置しておくこと必要があります。そして、その間にも落ち葉のデメリットが自宅に降りそそぐのです。

まず、落ち葉は「雨樋」を詰まらせてしまいます。雨樋は、家屋の屋根にとりつけられた雨水を地面や下水に流すための通り道です。雨樋が落ち葉で埋まると、行き場を失った雨水が屋根にたまったり、外壁を伝って流れ落ちたりするので、屋根や外壁が腐食するきっかけとなり、雨漏りにつながることもあります。長期間、雨風にさらされた枯れ葉は、腐敗して悪臭を放つことも珍しくありません。枯れ葉が腐り続けている庭は、衛生面から見ても問題があります。庭は憩いの場であり、住人に癒しを与えます。できる限り、お庭の手入れを行って落ち葉は処理したほうが得策です。

庭掃除に便利な定番アイテム

一般的なサイズのお庭で手入れを行うなら、大活躍する道具が竹ぼうきです。普通のほうきよりも竹ぼうきは丈夫であり、庭や家の周りの掃除に向いています。竹ぼうきで落ち葉をはき集めるのが、秋に行う手入れの基本です。ただし、竹ぼうきだと狭い場所に挟まった落ち葉は集めづらいです。そんなときは熊手を使いましょう。竹ぼうきよりもこぶりではあるものの、よりコンパクトに操れる熊手で隅々の落ち葉をかき集めていきます。

非常に頼もしい道具である竹ぼうきと熊手ですが、いざ手入れを始めてみるとかなり負担を感じる人も少なくありません。なぜなら、いずれも体力をかなり奪う道具だからです。それに、竹ぼうきや熊手で庭全体を掃除するのは、あまりにも効率が悪すぎます。そこで、「ブロアー」と呼ばれる機械を使って庭手入れをする家庭も増えてきました。ブロアーとは風力によってゴミを吹き飛ばすのが特徴です。竹ぼうきや熊手ではスムーズに集められなかった落ち葉も比較的すみやかに掃除できるでしょう。ほうきや熊手よりも値段が張るのはネックですが、それだけの働きは見せてくれます。それでも、集めた落ち葉をどうやって捨てるのかという問題は残されます。

専門業者に庭の手入れを頼むメリット

秋に庭の手入れを行うなら、専門業者に頼むのが得策です。まず、専門業者は必要な道具を一通りそろえているので、家主が自ら道具を用意する必要がありません。「業者に頼むなんてお金がかかる」と感じる人もいると思いますが、道具などを揃える経費と作業時間を考えると業者のほうがずっと負担が少なくて済みます。

次に、専門業者に任せれば家主の時間が割かれずに手入れを終わらせられます。広い庭になればなるほど手入れは簡単にできません。一日作業になる可能性もあるでしょう。せっかくの休日を庭手入れに割かれたうえ、体力的にも大きく消耗するのは避けたい事態です。専門業者は家主の負担を軽減してくれます。家主は、手入れをしている作業中ずっと立ち会っている必要はありません。作業前と作業終了時には確認が必要ですが、手入れが始まってしまえば家の中で過ごしたり、多少であれば外出したりして他の家事を済ませても大丈夫です。

そして、集めた落ち葉を専門業者に持ち帰ってもらうこともできます。家主が自分で廃棄するには膨大すぎる量になっても、専門業者はトラックの積荷に乗せて、一般廃棄物収集運搬業者に委託するなどの方法で処分してくれます。何より、専門業者は庭を手入れするノウハウと経験があるため、作業が正確かつスピーディーです。家主が自力で行うよりも庭の景観を美しく蘇らせてくれます。

自宅の庭は家に招いた友人や、通りすがりの人たちからも見られる大切な空間です。誰に見せても恥ずかしくない状態にしておくため、しかるべきプロに手入れを頼みましょう。

■まとめ

お庭がある家にお住まいの方にとっては、お庭の手入れは重要な課題です。特に、落ち葉が多い秋ならなおさらでしょう。自力で手入れを行っても、庭をキレイに保てない可能性があります。それに、重労働ともいえる手入れをワンシーズンのうちに何度も行うのは、体力的にも大きな負担です。専門業者に頼むなどの工夫を重ねながら、効率的に落ち葉を処理していきましょう。

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